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2018.06.11 Monday

キッチン

キッチン

 

台所はおもしろい。

通常の住まいでは、唯一ものをつくる場所が台所。そういう意味では特別な場所といえる。住まい全体の中での配置や居間との関係、どっちを向いて作業をするか、一人の場所か複数人が使うのかからはじまり、電気製品はなにをどの場所に、収納はどういったかたちでと数え上げればきりがない。一方でこれが正解という解答があるわけでもなく、当然ながら、その家その家、その人その人での考え方やこだわりがある。

多様で、複雑な動きをする場所である為、詳細に検討することは大事だが、だからこそ「そもそも論に立ち返り考えること」や「使いこなす意識を持つこと」が重要と再認識する。

 

料理好きの方の要望は明快でシンプルなことが多い。台所に求める機能の優先順位がはっきりしていることがその要望のシンプルさにつながっているのだろう。

 

中には、こんな要望も。

「炭を使ってサンマを焼きたいんです。煙がうまく排気できるそうした場所ができますか?」とか

「アパートみたいでかっこ悪いのは承知ですが、瞬間湯沸かし器をつけてくれませんか?なんだかんだいっても熱湯をいちばん早く手元に出すのはこの方式ですから。」とか

「混合水栓はいりません、お湯のでる単水栓と水の出るものを別々に2本立ててください。混合水栓で温度を微調整する必要はないですから。」とか

「とにかく火力の強いコンロを使いたいので、業務用のもの設置できますか?」とか

「カウンタートップの半分は木で、半分はタイルになりますか?」とか、みなさんのこだわりは本当に様々で興味深い。と同時にその理由にはそれぞれ説得力がある。

 

パッケージ化されたシステムキッチンでなくやはり自分流の台所にしたいものだ。

 

オーガニック料理で有名なアリス・ウォータースの自宅拝見的なTVを見たとき、彼女の家の台所流しは銅でできていた。ちらりとしか映らなかったが、あれは確かに銅製であったと思う。温度変化による変形の大きい銅は昨今シンクとしての既成品はお目にかかれないが、使い方を間違えなければ銅のシンクは衛生的にも合理的。なるほど!と納得した次第。アリスファンの方はチャレンジしてみるのも一考かも。

 

 

 

 

 

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