ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< August 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
| main | 車 >>
2017.03.11 Saturday

昼飯

 

昼飯

 

正しい職人さんは愛妻弁当を手に現場にやってくる。我が方はそんな恵まれた環境にないので、昼時に何を食べるかはなかなか悩ましい問題だ。ファストフードやコンビニなどチェーン店のものは耐え難いとなると、事はなかなか大変だ。必要に迫られ友人と二人で食堂探しを始めた。条件は次のようなもの。

1 廉価であること(定食で700円以下が目安。もちろんもっと安いメニューも。)

2 その場所でちゃんと(冷凍ものとか使わない。味付けは店主の判断で、基本は家庭料理)つくっていること。

3 専門店(ラーメン屋とか蕎麦屋とかカレー屋とか・・)でないこと。

 探すうちに面白がって次の条件も加えた。

4 本来は夜営業の呑み屋なのだが、昼飯も提供している店は対象外。

 

何のことはない、かつて「大衆食堂」とか「一膳めし屋」といわれたものを探しているだけだ。事務所の場所がら昭和区、千種区周辺で探すとなるとなかなか大変だが、なんとか4〜5軒発掘し、ローテーションしながら出向くことにしている。

どの店も、構えは少々くたびれているが、使い込んだ風情があるともいえるたたずまい。

客層はわれらのようなおっさん、一人の老人、おばちゃん連、小連れの家族、職人からタクシー運転手まで幅広い。総じて年齢層は高いが、最近は若い人の姿もちらほら。

 

大資本やトレンドに振り回されることなく、インディペンデントな存在で、地域に根を下ろし、皆に愛され、気負ったところがない。絶滅危惧種ともいえるこうした食堂の生き残りの秘密は、仕入れのことといい、客との関係性といい、仕事に向かう健全なメンタルといい計り知れない奥行きを持つ。

 

すまいづくりもかくありたいと思う。

 

 

 

Powered by
30days Album